【はなぶさ選書】ミヒャエル・エンデ著 「モモ」
最近、妻に勧められて、ミヒャエル・エンデの「モモ」を読みました。
もともと読書は好きな方で、通勤時間はだいたい本を読んでいます。
いつもは自分で選んだ本を読むのですが、最近の3冊は妻におすすめを選んで渡してもらうという方式にしていました。
その3冊目に勧められたのがこの「モモ」です。
【あらすじ】
とある街(イタリアがモデルっぽい)の円形闘技場跡にみすぼらしい少女モモが暮らしていました。モモは人の話を聞く能力に長けていて、ただ熱心に人の話を聞くだけで、話をしている人が思いもよらなかったようなすばらしいアイデアを思いついたり、幸せな気分になったりする不思議な少女でした。モモの周りにはいつも人で溢れかえっていて、人々はモモなしでの生活は考えられない程になっていました。しかし、そんな幸せな日々に、「灰色の男たち」が現れ、みんなから時間を奪っていってしまうのです・・・・。
というのがあらすじで、まぁ、子供向けのファンタジーなんだろうなー、と思いながら読んでいたのですが、人が生きていく上でものすごく「大事なコト」がたくさん書いてありました。
具体的な話をするとネタバレになってしまうので詳細は書きませんが、これからの人生において、間違いなく大切な1冊になるような読書体験でした。
子供向けなので、ものすごく短時間で読めるので、ぜひ皆さんにも気軽に読んでいただきたい一冊です。