丑の戦士「失井」
「十二大戦」というアニメをみました。
dtvで1話25分程度の12話完結ドラマ。
干支12家から1人ずつ代表戦士を出して、12年に1回バトルロワイヤルで最後の1人になるまで殺し合いをするというあらすじ。
「申の戦士」とか「酉の戦士」とか12干にちなんだ戦士が、それぞれ特殊能力を発揮して戦うというストーリーですが、全体的な構成とかオチとかなかなか興味深いドラマでした。
その中で共感したシーンを紹介します。
正しい事をまっすぐに遂行する丑の戦士「失井」。それに憧れる寅の戦士「妬良」が、「正しく生きるにはどうすれば良いですか」と訪ねるシーンがあります。
それに対して失井はしばらく考えを巡らせてから、
①正しいことをしようとする
②そして、正しいことをする
このふたつだとこたえます。
失井いわく、「悪いことをするとき、堕落するときはそうしようと思ってそうなってしまうのではなく、ただ、そうなってしまう。しかし、正しいことは、正しいことをしようという意志がなければ、けっして正しいことはできない」とのこと。
ものすごくシンプルですが、真理だと思えるシーンでした。
たかがアニメ、されどアニメ。
いろいろ勉強させられるなーと感じた今日この頃でした。